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開発会社が頼りたくなる、開発集団。スタートアッププラスがATTEND bizと協業するワケ
お客様インタビュー
株式会社スタートアッププラス
2012年に創業。スタートアップからエンタープライズ企業まで、さまざまな企業規模・業界におけるWebシステムの受託開発や自社アプリの開発を手掛ける。自社アプリ「NuRseCall(ナースコール)」の開発・運営も行う。
2012年に創業された株式会社スタートアッププラスは、Webシステムの受託開発や自社アプリの開発を手掛けています。
同社初の自社アプリ「NuRseCall(ナースコール)」の開発に乗り出したのは、2020年。大切な挑戦のパートナーとして選んでいただいたのが、伴走型開発サービス「ATTEND biz」でした。
なぜスタートアッププラスは、同じ開発会社であるATTEND bizに開発サポートを依頼したのか。開発会社同士でチームを組むことの、メリットやデメリットは?
スタートアッププラスの代表・桒山雄介(くわやま ゆうすけ)さんに、ATTEND bizとの開発過程も踏まえて伺いました。
自社にないスキルや経験を、ATTEND bizが補ってくれる
―― まずは、スタートアッププラスについて教えてください。
スタートアッププラスは、業務システムを中心とした受託開発をしている開発会社です。
ここ数年は自社サービスの開発にも注力しており、看護師に特化したストレスマネジメントアプリ「NuRseCall」を提供しています。
――「NuRseCall」の開発は、ATTEND bizもお手伝いさせていただきました。ATTEND bizを知ったきっかけは何でしたか?
友人から「フリーランスで開発チームを組む、おもしろい会社がある」と、ATTEND bizを運営するLboseを紹介してもらったことがきっかけです。
ちょうど「NuRseCall」の開発に悩んでいた時期だったため、代表の小谷さんに相談させていただきました。
―― どんなことに悩んでいたのでしょうか。
「NuRseCall」は、初めてスタートアッププラスが自社開発したネイティブアプリプロダクトです。それまでは業務システムの受託開発が大半で、ネイティブアプリ開発経験のあるエンジニアが社内にいませんでした。
経験者が不在の中、ゼロから手探りで開発するのはかなり難しい。そのことを小谷さんに相談したところ、「ATTEND bizにはネイティブアプリ開発経験者が大勢いる」と聞き、協力をお願いしました。
―― なぜ自社で経験者を採用するのではなく、ATTEND bizとの共同開発を選択したのですか?
先ほども話したとおり、スタートアッププラスは業務システムの開発がメインです。
ネイティブアプリの開発は会社としても新しいチャレンジだったため、プロジェクト終了後も同業務を続けるかどうか未知数でした。
その状態でネイティブアプリ経験者を採用するのは、リスクが大きすぎます。入社してもらったのに、「やっぱり仕事がない」というのは無責任ですからね。
―― なるほど。だから、自社採用ではなくATTEND bizへ依頼してくださったのですね。
はい。最初は、フリーランスのエンジニアに依頼することも考えました。でも、フリーランスの知り合いもそこまで多くなくて。
プロジェクトごとに最適なフリーランスチームを結成してくれるATTEND bizは、心強かったですね。
プロダクトに応じてスキルを補強できるから、仕事の幅が広がる
――「NuRseCall」開発時の話も聞かせてください。スタートアッププラスもLboseもともに開発会社ですが、役割分担はどうしていたのでしょうか。
まずLboseにiOSアプリを開発していただき、その後自社でAndroidアプリの開発を行いました。
私たちには、ネイティブアプリ開発の経験はありません。しかし開発会社なので、お手本となるコードがあれば、そこから応用可能です。
―― その後も、ネイティブアプリ開発でATTEND bizを活用いただいています。ネイティブアプリ開発の知見は「NuRseCall」開発時に蓄積できたかと思いますが、再び利用いただいた理由を教えていただけますか。
おっしゃるとおり、NuRseCallの開発を通して社内にもネイティブアプリ開発に明るい社員が増えました。しかし、アプリ開発にはエンジニアだけでなく、デザイナーも必要です。
NuRseCallのiOSアプリは、デザイン面も含めてLboseにご協力いただきました。お手本となるデザインとコードがあったから、自社でAndroidアプリを開発できた。
しかし、ゼロから新しいアプリを開発するにあたり、社内にデザイナーがいない壁にぶつかって。それで今度は、「デザイン面でご協力いただけないか」と小谷さんに相談したんです。
―― では、デザインはATTEND biz、開発はスタートアッププラスと役割分担をしたのですね。
はい。私たちの開発チームに、ATTEND bizからデザイナーとPdM1が1名ずつ参加してくれました。お客様とのミーティングにもチームメンバーとして参加してくれて、頼もしかったです。
これまでの業務システムは、「社内で使うシステムだから」とデザイン性は二の次でしたが、最近はUI/UXを重要視する傾向にあります。しかし、私たちのようなデザイナーのいない小さな開発会社だと、デザインから関わるようなプロダクトの開発は難しかった。
でも、その時々で不足しているスキルを持った人材を柔軟にアサインしてくれる協力会社があれば、私たちも幅広い提案ができます。実際にATTEND bizを活用するようになってから、お客様への提案の幅が広がったんですよ!
「役割分担」を明確にしたから、スムーズに開発ができた
―― ATTEND bizと協力するメリットを教えていただきありがとうございました。一方で、開発会社同士で連携する難しさはありましたか?
特になかったですね。開発会社同士でお互いの苦労も理解できるからか、役割分担もスムーズでした。
ひとつだけ、契約前から理解していたことなのですが。ATTEND bizには副業のメンバーもいるため、レスポンスがもらえない時間帯について、お互いに気を遣う部分はあったのかもしれません。
ただ、ATTEND bizからのレスポンスは大抵がスピーディーで、稼働時間に制約のあるメンバーが加わったときだけ工夫が必要かなと感じました。
―― おっしゃるとおり、メインのコミュニケーションを担うリードエンジニアは安定的に稼働できるメンバーにするなど、試行錯誤しているところです。
また、始めこそエンジニアリング自体をサポートいただいていたので、コミュニケーションを頻繁に取る必要がありました。しかし今では、デザイン面はATTEND biz、エンジニアリングはスタートアッププラス、というように役割分担ができています。
お客様との要件定義に一緒に入っていただくことはありますが、基本的に携わるフェーズが異なるため、「相手のレスポンス待ち」の場面がそもそも多くない。そういう意味で私たちとATTEND bizは、良いバランスで役割分担ができていると思います。
エンジニアやデザイナーだけじゃない。多様な人材が集まるATTEND bizとなら、さらに可能性が広がる
―― 開発会社が開発会社と協力してプロダクトを作るケースは多くありません。今回連携してみて、感じたメリットはありますか。
改めてになりますが、社内で足りないスキルを補ってくれるのはありがたいですよね。それが結果的に、次の仕事につながることもあります。
例えば、ネイティブアプリの開発を間近で見ることで知見を蓄積して、次は自社で一からアプリの立ち上げができたり、お互いの強みをかけあわせて、一社では実現が難しかった企画ができるようになったり。仕事の幅は、確実に広がりました。
―― 最後に、今後ATTEND bizに期待することを教えていただけますか。
現状はエンジニアリングやデザイン面で協力いただいていますが、その他の面でも連携できるとうれしいです。
スタートアッププラスは今後、NuRseCallのような自社開発のプロダクトを増やしていきたいと考えています。また、ただ作るだけでなく、しっかりユーザーに届けるところまでチャレンジしたい。
そのためにはマーケティングやPRの知識が必要ですが、小さい開発会社である私たちの社内には、“届ける”スキルや経験のある人はいません。
でも、ATTEND bizにはWebマーケターやPRなど、多種多様なスキルを持つ方々がいると聞いています。今まで以上に、幅広く協力していただけるとうれしいです。また相談させていただきます!
―― 桒山さん、本日はありがとうございました!
桒山さんが懸念されていたように、働く場所や時間が自由なフリーランスチームは、「開発スピードも遅いのでは?」と懸念される方も多いでしょう。その懸念を払拭するため、ATTEND bizは常に試行錯誤しています。
具体的には、働く時間や場所に制限のないメンバーが集まっているからこそ、工夫すれば開発スピードを倍にできる可能性もあるのです。今後もお客様ごとに最適なチームを提案することを目指していきます。桒山さん、改めてありがとうございました!
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サービスサイト:https://apps.nurse-support.com