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3つの“共通”でワンチームを実現し、クライアントに伴走|エルボーズ 小谷 草志

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小谷 草志 氏/株式会社エルボーズ 代表取締役 兼 PM

株式会社schooに創業期の3人目として参画。過去にマーケティングリサーチ会社やサバイバルゲームフィールドの運営会社を経験。2017年に株式会社エルボーズを創業し、代表取締役に就任。ビジネスサイド出身のPMとして、事業立ち上げに関する戦略部分から参画することが多い。

エルボーズは、「明日からあなたの開発チームに」をコンセプトに、伴走型のプロダクト開発チーム「ATTEND biz」を提供しています。コンセプト実現のためには、私たちとクライアントがワンチームとして開発することが不可欠です。

今回はそんなワンチームの実現のために必要な3つの“共通”――「初期のプロダクト構想」「ユーザー像とユーザー課題」「プロジェクトの進み具合」についてお話しします。

1.初期のプロダクト構想

プロダクト開発の一般的な工程は、次の通り。課題・仮説を立て、小さく開発・提供してPDCAを回します。

クライアントワークでは、開発以降の工程のみ、もしくは開発のみを外注するケースが多数。これでは、ユーザーの課題や必要なものに基づいたプロダクト開発ができません

仮説設定やプロダクト構想などの上流工程から参加し、クライアントとディスカッションしながらプロダクトの方向性を練ることが大切です。

2.プロジェクトの進み具合

コミュニケーションツールSlackを通して、クライアントと常にコミュニケーションをとれる状態を実現しています。週に1回は、定例ミーティングを実施。開発に関する情報を1ヶ所に集約しているため、プロジェクトの進み具合がすぐに共有できます。

3.ユーザー像とユーザー課題

クライアントが持っているのは、「業界知識」「顧客基盤」の2つ。業界の課題・ニーズについてはクライアント自身が当事者であることが多く、ユーザー像を捉えるために、彼らへのヒアリングが不可欠です。

続いて必要なのは、クライアント自身も知らない一次情報や、エンドユーザーの情報をリサーチすること。具体的な方法は、次の3つです。

まずはプロトタイプを用いて、ユーザーへのインタビューを実施。業務系SaaSの開発であれば、業務の様子を撮影した映像をもとにクライアントとディスカッションをします。必要に応じて、アンケートを作成し分析することも。

具体例として、文化通信社とともに開発したデジタルチラシ配信サービス「BookLink」を紹介します。

文化通信社ではもともと新しい書籍の情報をFAXで各店舗に送信していましたが、それをオンライン化したいという相談をいただきました。

チームには、先方のPOや営業担当者と、エルボーズのPM・UIデザイナー・エンジニアが参加。プロダクト開発の全体像は、以下の通りです。

プロダクトチームとして行なったのは、次の3つです。

課題をヒアリングしながら、必要な画面・機能をペーパーモックに起こしてチーム内で共通認識をつくりました。情報はNotionに集約させ、常に共有。初期ユーザーへのアンケートも実施し、そこからわかった改善点を開発に活用しました。

Lboseでは、このように3つの“共通”をつくり、良いプロダクト開発をクライアントとともにつくっています。


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